
PET健診についてよくあるご質問
● PET健診について
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健康診断では見つけることが難しいがんを発見することができるため、がんの早期発見には有効です。しかし、すべてのがんが発見できるわけではありません。当センターでは、1~2年に1回、PET健診にオプション検査を複数組み合わせて検査することを推奨しています。
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検査薬(FDG)の取り込みの高さから良性か悪性かを推測いたします。悪性の場合は、検査薬の取り込みが高く、それを判断の一つにしますが、良性、悪性ときちんと識別されるわけではありません。がんの確定診断は、病変から細胞や組織を採取して、専門の病理医が調べて診断します。
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臓器や部位によって、発見しにくいがんがあります。また、顕微鏡レベルの微小ながんや、進行の度合い、細胞の種類によっても発見しにくいがんがあります。
そのため、PET健診に、オプション検査を複数組み合わせた検査をおすすめします。
◎発見しやすいがん/大腸・直腸・結腸・乳・肺・子宮体がん・卵巣・頭頚部(咽頭・喉頭・甲状腺など)・脳腫瘍・食道(進行がん)・膵ぞう・悪性黒色腫・悪性リンパ腫・転移性肝がん(肝細胞がん)
▲見つかりにくいがん/腎臓・膀胱・前立腺・食道(初期)・甲状腺(悪性度の低い)・白血病・スキルス胃がん・胃(初期)・子宮頚がん(初期)・多発性骨髄腫・原発性肝がん(肝細胞がん・胆管がん) -
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PET-CT検査での被ばく量は、1回あたり約3.5ミリシーベルトです。人が1年間に自然界から受ける被ばく量の約1.5倍で、体に重大な影響を及ぼすとは考えにくいです。検査薬(FDG)は、ブドウ糖と似た成分で、1日で体外へ排出されますので副作用はありません。
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PET健診は、検査薬(FDG)を注射して行います。最初の注射の痛みだけで、検査は横になって行うため、苦痛などはありません。
● 体調面について
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生理中や、排卵日前後は子宮や卵巣に検査薬が集まるため、正確な判断が出来ない場合があります。健診日が生理の何日目かを申告していただいてからの健診になります。授乳中の方の検査は可能ですが、検査後から24時間は授乳を避ける、12時間は赤ちゃんとの接触は避けるなど制限があります。また、乳がんが不安な場合は、授乳期が終了してから健診を受けてください。妊娠中、妊娠の可能性がある場合は受診不可です。
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検査薬はブドウ糖に似た成分です。アレルギーや副作用の心配はありません。
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検査可能です。ただし、ご来院時に発熱(37.5℃以上)がある場合はお断りしています。体調が回復されてからの健診をお願いいたします。
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可能です。糖尿病治療中の方は、服薬やインスリン注射は原則中止をお願いしておりますが、念のため主治医の先生にご相談ください。
● その他
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お断りしています。健診後、12時間は、放射線の影響を受けやすい妊婦や赤ちゃん、子どもとの接触は避けていただくようお願いしています。
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可能です。駐車券を当センターへご持参ください。ただし、オプション検査で、鎮静薬を使った胃カメラ、大腸カメラをご希望されている方は、検査当日の車の運転はお控えいただくようお願いしています。
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当センターのパンフレットがございます。
こちらよりダウンロードしてご覧ください。(PDFリンク)
郵送でのご希望の方は、お問合せメールに必要事項をご記入の上、送信ください。 -
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当センターでは、在日外国人の方、旅行、一時滞在で来日した外国人の方についての直接の対応は行っていません。
受診をご希望の場合は、国際メディカル・コーディネート事業者にご依頼するようお願いします。